浜田シェフの世界3位入賞報告を兼ね、日本ボキューズ・ドール委員会代表団が農林水産省、林芳正大臣に表敬訪問しました。
平松委員長があらためて”メダリスト”浜田シェフと坂下コミを紹介、国を挙げての強力なバックアップ体制を敷く入賞常連国に挑むことがいかに困難か、また今回の入賞がきっかけで日本の食材、工芸品とも言うべき和食器などを含めた日本の食文化がさらに世界から注目されるようになった事を報告するのと同時に、今後の日本人シェフの育成のために、国内予選優勝者に大臣から賞を授与するような支援をご検討いただくよう要請しました。
ボードリ広報部長が「今、世界の食のトレンドは真っ先に”健康”です。かつては母親が健康管理の担い手だった。今は外食中心の時代。料理人達は人々の健康を担う責任があるのです。そして和食は最も優れた健康食として世界から注目されています。昆布、鰹節、味噌、柚子・・・世界のトップシェフはそれらをとっくに自分達の料理に上手く取り入れています。質の高い日本の料理人と同じく、質の高い日本の生産品を国は積極的に世界に広めていくべきです」と語ると、大臣は「今日もアペリティフの日で”東京のフレンチは世界で2番目に素晴らしい”と言ったばかりなんです。”2番目”というのは、フランスの農水相がいたから仕方なくそう言ったんですけどね(笑)」
林大臣自身が美食家でもあり、料理のワールドカップとも言えるボキューズ・ドール本選の、スポーツの熱狂にも似た映像に魅入り、非常に興味を持ってその意義に共感しておられました。
2015年に開催される「第15回ボキューズ・ドール国際料理コンクール」では、日本ボキューズ・ドール委員会としても、より上位入賞を目指し活動を開始いたします。
当委員会ではフランス本選に向けて、日本全国から国内予選に出場する選手の受付の準備を整えております。
なお、応募詳細につきましては、7月初旬に日本ボキューズ・ドール委員会のホームページに掲載を予定しております。今しばらくお待ちいただきますようよろしくお願い申し上げます。
日本ボキューズドール委員会
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