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2009

第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表佐々木康二シェフ フランストレーニング報告(1)

第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表佐々木康二シェフは、去る9月12日から27日の間、辻調理師専門学校フランス校 Château de l’Éclair(シャトー・ド・レクレール)に於いて、来年1月27日、28日にフランス・リヨンで開催される本選に向けてのトレーニングを行いました。

現地到着後から試作を重ねていた佐々木シェフは、16、17日にコーチのロミュアール・ファスネ氏(ミシュラン1つ星レストラン ”Château du Mon Joly” 料理長)を迎え、魚、肉のメイン料理と付け合せを披露。魚料理と付け合せについて、ヨーロッパ人にも受け入れられる味付け、料理の盛り付け、見せ方など、いくつかの課題をもらい、次回23日に改良した料理を披露することで1回目のファスネ氏とのトレーニングを締めくくりました。

そして23日、ファスネ氏に加え、パリやリヨンで星を獲得している有名シェフのフィリップ・ジュス氏、クリストフ・モレ氏、そしてダヴィ・ティソ氏を迎え、緊迫した雰囲気の中、魚・肉メイン料理、そして付け合せを披露。シェフ達から細かい点での指摘を受けましたが、総合で好評価を得、11月に予定されている次回トレーニングでの完成に向け、確かな手ごたえを実感しました。

滞在中、佐々木シェフはリオン市内にあるレストラン“ポール・ボキューズ”を訪問、ポール・ボキューズ氏に日本代表として参加する意気込みを伝えました。ボキューズ氏からは、アジア大会優勝を高く評価し、引き続き本選での健闘を期待する、と励ましの言葉をもらいました。また、アジア・ナンバーワンの実績により現地での認知度が上がっている佐々木シェフ。リヨンの新聞社Lyon Progrèsの取材も受け、本選に向けて大きな励みとなりました。

今後も佐々木シェフの挑戦は続きます。皆様の温かいご支援、ご協力を宜しくお願い致します。

ボキューズ・ドール2009 本選競技日程、キッチンボックス決定!

9月26日に、本選出場24カ国による競技日及びキッチンボックスの抽選が行われました。佐々木シェフはアジア予選大会優勝の実績により、優先的に希望を提出。27日、28日の2日間にわたって行われるコンクールのうち、佐々木シェフは優勝候補の多い2日目、28日の中央に位置する5番ボックスで参戦することが決まりました。

各国の競技日程、キッチンボックスは以下の通りです。

競技1日目 1月27日
ブラジル
フィンランド
英国
南アフリカ
オランダ
スイス
オーストラリア
ルクセンブルグ
韓国
スウェーデン
ウルグアイ
アイスランド

競技2日目 1月28日
ノルウェー
デンマーク
スペイン
マレーシア
日本
アメリカ
チェコ
カナダ
シンガポール
フランス
エストニア
メキシコ

ボキューズ・ドール2009 公式ホームページ (英文)