2015
第15回ボキューズ・ドール国際料理コンクール 日本代表 高山英紀シェフ トレーニング報告
第15回ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表のメゾン・ド・ジル芦屋 高山シェフは、現在芦屋のレストランにてトレーニングを行っております。アジア・パシフィック大会の指定食材も決まり、料理ルセットの作成段階において、フランスよりコーチを務めるロミュアル・ファスネ氏(Romuald ASSENET ミシュラン1つ星レストラン“Château du Mont Joly”オーナーシェフ)が来日して試食会を行いました。
試食会が行われたのは5月1日、場所は辻調理師専門学校。日本ボキューズ・ドール委員会会長であり、本選審査委員の平松宏之氏、運営顧問の辻氏、プラトーのデザインを手掛けるJTQの谷川氏、前回大会の日本代表の浜田氏(軽井沢ホテルブレストンコート総料理長)が高山シェフの現在考える料理の評価をしました。
大会前ということで料理はアップいたしませんが、平松委員長より、『この時期に2種の料理のイメージはできており、後は質、完成度を高めてほしい』と、言われましたが評価は厳しく、多くの改善点が見つかったのでないでしょうか。更なる飛躍に向け、高山シェフ頑張っております。
平松氏
辻運営顧問
ファスネ氏と前回日本代表浜田氏
辻運営顧問
アジア・パシフィック大会は6月26日、27日、中国上海で行われます。
テーマ食材:魚
・サーモン(デンマーク産)の料理で温製
・ガルニチュール:3種類。その内、2つは自由で、一つは日本の物
・デコレーション:食用デコレーションのみ
・他のお魚を使用可能だが、メインがサーモンであることを重視
指定された皿に盛りつける
テーマ食材:肉
・ オーストラリア産ラムラック肉(子羊背肉3 pieces of 800g-900g)
オプショナル:
下記アイテムの中で最低1つは使用する必要あり
・ Lamb Breast (500/600 grs each / 2pcs per team available)
・ Lamb Neck (900/1000grs / 1pc per team available)
・ Lamb Shank F/T (250/300grs each / 4pcs per team available)
・ Lamb Square cut Shoulder (1kg pc (deboned) / 1pc per team available)
ガルニチュール:
・3種類自由
指定された大きさのプラッターに盛りつけ。形、素材は各国自由
制限時間はフランス本選と同じ、5時間35分。アジアの頂点を決める戦いが始まろうとしています。
出場国(10か国)
オーストラリア、中国、インド、インドネシア、マレーシア、シンガポール、韓国、スリランカ、ベトナム
皆様の温かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
日本ボキューズ・ドール委員会