コロナ禍で2度の延期を経て、この度フランス本選日程が9月26日（日）・27日（月）の2日間にわたって開催されます。

日本からは、レストラントエダの戸枝忠孝シェフが代表シェフとしてフランスの本選に出場いたします。

戸枝シェフは大会2日目 9月27日(月) の6番目に調理を開始いたします。

◆ 「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」2021年テーマ
大皿料理テーマ： “フレキシタリアン（Flexitarian）～ 最高の肉とベジタブル料理の出逢い ～”
テイクアウトテーマ： “全く新しい試み.. 100% Take away！ ～シェフたちへの賛辞～”

「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」は毎回社会性や時代を反映させ、進化しながら運営しているコンクールです。「コロナ禍」「多様性」「SGDs」というキーワードから、今回のテーマが上記にて決定いたしました。

※ フレキシタリアンとは… 「フレキシブル」× 「ベジタリアン」の造語
ベジタリアンもそうでない人も一緒に楽しめる「食の多様性」の追求のためテーマに決定しました。

※ 100% Take away（テイクアウト）とは… コロナ禍において世界各国でレストランの営業に大きな影響が出ており、店内営業が禁止される国が多数ある中、多くのレストランがお客様に自宅でおいしい食事を楽しんでもらえるために創意工夫したテイクアウト（持ち帰り／配達）を提供していることにボキューズ・ドールから敬意を表し、採用されたテーマです。

■ テイクアウトテーマ
テーマ： 「全く新しい試み... 100%Take away！」 ～ シェフたちへの賛辞～

テイクアウトできるコース料理（前菜・メイン・デザート）

テーマ食材： ・トマト（前菜・メイン・デザートに共通 ）
・エビ（メインのみ）
プレゼンテーション： ・指定の食器をおさめるミールボックス（持ち帰りボックス）を企画制作すること
・ミールボックスは
- 再使用可能であること
- 植物由来の素材（竹、木材など）であること
- 重ねて収納できること
- 蓋が取り外せること

■ 大皿料理テーマ
テーマ： 「フレキシタリアン ～最高級の肉とベジタブル料理の出逢い」
テーマ食材： フランス産牛肩肉（英語：Blade of beef）

【調理など】
・温製 14人分
・添え物
- 100%ベジタブル（鶏卵は可）のサイドディッシュ（ガルニチュール）2種
- 3つ目のサイドディッシュ 「ラグー」 - 野菜、でんぷん、穀物、豆類などベース。
・調理方法： 全体でブレゼ（蒸し煮/braiser）すること。
・時間： 調理開始から5時間30分後に提出すること。

9月26日・27日のフランス本選の様子は、公式動画配信があります。
是非、ご覧ください！