2007
ボキューズ・ドール国際料理コンクール国内予選決勝参戦者を集め、トロフィー授与式、団結式 6/1「アペリティフの日」に開催。本選への決意を表明!!
トロフィー授与式の様子
左より、市塚(2位)、長谷川(ボキューズ・ドール日本代表)、柏木(3位)(敬称略)
第11回ボキューズ・ドール国際料理コンクール国内決勝の入賞者へのトロフィー授与と、リヨンで開催される本選まで日本代表と共に戦うことを誓う日本ボキューズ・ドール委員会の団結式が、6月1日に六本木ヒルズアリーナで開催された「アペリティフの日」に行われた。好天に恵まれた当日、壇上には、国内予選決勝に残った6名のシェフ、日本ボキューズ・ドール委員会審査員5名、事務局、また今回のコンクールをサポートしているスポンサーの方々が一堂に集結。
まず、日本ボキューズ・ドール委員長、平松宏之シェフ(株式会社ひらまつ代表取締役)が、ボキューズ・ドールについて、また今年の日本の取り組みについて紹介。その後、今年より、この国内予選を力強くサポートしているスポンサー企業・団体をボキューズ・ドール事務局のピエール・ボードリ氏より紹介した。
国内決勝に残った栄えあるシェフ達を観客に紹介し、緑川廣親シェフ(京王プラザホテル総料理長)が、三位、二位、一位の発表を行った。
この入賞選手たちには、上柿元 勝シェフ(ホテルヨーロッパ名誉総料理長)より賞状が、また平松シェフより盾、また、日本代表の座を射止めた長谷川幸太郎シェフには、今後歴代日本代表を循環するトロフィーが授与された。
参加スポンサー様
二位 市塚シェフ
三位 柏木シェフ
その後、ドミニク・コルビシェフ(株式会社ニューオータニ大阪料理長)、水野邦昭シェフ(辻調理師専門学校フランス料理主任教授)の両審査委員より、国内決勝についての総評がなされた。コルビシェフは「非常にレベルの高い戦いだった。今年から重視されたフランス語での対応力、精神力も最後を分けた理由」と、新しい審査基準について触れ、また水野シェフも「決勝は本当に僅差だった。二位の市塚シェフ、三位の柏木シェフも大きなコンクールで入賞、優勝経験を持つ優秀なシェフたち。このコンクールのレベルの高さが伺えた」と述べた。
代表 長谷川シェフ
総評 コルビシェフ・水野シェフ
代表の座を射止めた長谷川シェフは「フランスで修行しているときから憧れていたコンクールだった。偉大な先輩方の功績を汚さないよう、がんばりたい」と抱負を述べた。続いて、サポートメンバーを代表し、二位市塚シェフから「日本代表の長谷川シェフをサポートしていきたいし、また、ここにいる皆さんが一人でもリヨンの本選会場に足を運んで応援してほしい」とより多くの方々の応援を求めた。1000名を超える来場者を前に六本木ヒルズのステージで、リヨン本選へ向けての団結を誓った日本ボキューズ・ドール委員会。締めくくりに壇上に上がった全員が手をつなぎ、平松シェフの「Pour la Victoire!!」(勝利に向けて!!)の掛け声と共に、その手を高々と天に掲げると、会場からは拍手が沸き起こった。
本戦への抱負を述べる長谷川シェフ
「Pour la Victoire!!」平松シェフ
2007年1月まで、あと7ヶ月。長谷川シェフ、また日本ボキューズ・ドール委員会の取り組みは続く。
ボキューズ・ドール国内予選トロフィー授与式出演者
審査員メンバー
会長
緑川 廣親: 京王プラザホテル総料理長
審査委員長 平松 宏之: 株式会社ひらまつ 代表取締役
審査委員 上柿元 勝: ホテルヨーロッパ 名誉総料理長
審査委員 Dominique CORBY:株式会社ニューオータニ大阪 料理長
審査委員 水野 邦昭: 辻調理師専門学校 フランス料理主任教授
ボキューズ・ドール国内予選決勝出場者
市塚 学:富山全日空ホテル
佐々田 京:ホテルグランヴィア大阪
柏木 健一:ホテルグランヴィア大阪
能勢 洋:帝国ホテル
長谷川 幸太郎:サンス・エ・サヴール
梶原 忠:東京プリンスホテルパークタワー
日本ボキューズ・ドール委員会
ピエール・ボードリ:エス・ビー・エイ株式会社代表
肥田 順:辻調理師専門学校
各スポンサー様