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2009

第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクール日本代表佐々木康二シェフ 本選8位

第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクールがシラ国際外食産業見本市内会場で開催され、予選を勝ち抜いた24カ国の代表シェフが本選に挑み、栄冠を目指し熱戦が繰り広げられました。日本代表の佐々木康二シェフ(神戸ポートピアホテル/アラン・シャペル)は、24カ国中8位の成績をあげました。各国の観客が自国シェフを熱烈に応援する本選ならではの独特な雰囲気の中、佐々木シェフは強豪が集まる本選2日目、1月28日の9:30に5番ブースでスタートしました。

テーマ食材を5時間半で14人分調理する本選では、今までのトレーニングで何度も試作を重ねた作品の発表の場となり、場の雰囲気に流されることなく、また冷静な判断や時間管理が要求されます。その中で佐々木シェフは今までのトレーニングの成果を発揮することだけに集中し、ベストを尽くすべく、調理を続けていきました。

優勝はノルウェーのGeir SKEIEシェフで料理内容、完成度で非常に高い評価を得ました。以下スウェーデン、フランスと続きましたが、2位以下の審査は非常に僅差で入賞から15位までの順位は紙一重で非常に白熱したコンクールになりました。

長く厳しい戦いを終えた佐々木シェフは「料理の構想を練る時からイメージ通りの料理に近づける部分で非常に苦労しました。しかし本選では今まで積み重ねてきたトレーニングの成果を発揮しようと、精一杯全てを賭ける気持ちで本選に入ることができ、集中して課題に取り組むことが出来ました。結果に対する残念な気持ちは勿論ありますが、悔いはありません。今回、非常に緊張感のある舞台に立たせて頂き、本当に貴重な経験を積むことが出来ました。今後はこの経験を糧として、より料理の幅を広げ、料理人として精進していくことが、今回サポートして頂いたスポンサーの方々や各関係者の皆様に対する御礼になるかと思います。応援、誠に有難うございました。」

こうして第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクールは幕を閉じました。今回の経験を生かし、日本代表が優勝を飾るその日まで、飽くなき挑戦は続いていきます。

第12回ボキューズ・ドール国際料理コンクールの最終結果は以下の通りになります。

優勝 Geir SKEIE(ノルウェー)
2位 Jonas LUNDGREN(スウェーデン)
3位 Philippe MILLE(フランス)
4位 デンマーク
5位 スイス
6位 アメリカ
7位 アイスランド
8位 佐々木 康二(日本)
9位 カナダ
10位 イギリス
11位 フィンランド
12位 オーストラリア
13位 オランダ
14位 チェコ
15位 エストニア
16位 ルクセンブルグ
17位 メキシコ
18位 シンガポール
19位 マレーシア
20位 スペイン
21位 ブラジル
22位 南アフリカ
23位 ウルグアイ
24位 韓国

最優秀肉料理賞 デンマーク
最優秀魚料理賞 デンマーク
最優秀ポスター賞 ブラジル
最優秀PR賞 チェコ共和国
最優秀アシスタント賞 カナダ

※日本を除く3位以下の発表は国名のみのご案内とさせて頂きます。

優勝:ノルウェー料理

準優勝:スウェーデン料理

3位:フランス料理

今後もボキューズ・ドール国際料理コンクールへのご支援、ご協力を宜しくお願い申し上げます。
ボキューズ・ドール2009 公式ホームページ (英文)