OCT.09.2017
第3回ひらまつ杯ボキューズドール2019日本代表選考会 決勝開催
2017年10月8日(日)大阪・阿倍野 辻調理師専門学校にて日本代表選考会が開催されました。
【決勝参加選手と審査員】
先日開催されました東日本・西日本予選を勝ち抜いた4名と前大会表彰台に上がった2名のシード選手の計6名の選手たちが、競技課題である鳥取県産の鹿肉を課題食材に3時間の制限時間で10人分のプレート大皿盛りと2名分の皿盛り料理を作成しました。
鳥取県HP以下参照
http://www.pref.tottori.lg.jp/240234.htm#itemid953667
各選手の料理(競技順となります。)
兵頭 賢馬氏 オテル グレージュ
3種の部位を使った鳥取県産鹿肉のアンクルート、無花果と赤ワインのソース ポルトを纏った鹿肉の茸のコルネ、
蕪とトリュフのモザイク、シヴェのキャベツ包みと共に
戸枝 忠孝氏 Restaurant TOEDA
鳥取県産鹿肉の栗風味 フォワグラとかぼちゃのジュレ 鹿のリエット 林檎とビーツの香り セップ茸のフラン
胡桃味噌のソース
米田 武史氏 リーガロイヤルホテル小倉
秋の野山に見立てた鹿
今城 浩二氏 帝国ホテル大阪
鳥取県産鹿ロース肉の松茸ファルシ 肩肉のパテショ 生黒胡椒を使ったポワブラードソース
髙山 英紀氏 メゾン・ド・タカ芦屋
鳥取県産鹿肉 3種の表現 ロース肉 セップ茸の饗宴 熟成黒にんにくの香り
シンタマを使った地層に見立てた温製パテ 5種類のエピス ブルーベリー香るソースガストリック
肩ロースの赤ワイン煮込み アニス風味のビーツコンフィ、黄色ビーツのボンボン 穂紫蘇風味
鳥取県産ブロッコリーのロワイヤルとセップ茸のヴルーテ 松茸の香るコンソメ
塩貝 龍太氏 ホテルグランヴィア大阪
鳥取県産鹿ロースのロティ シャトーヌフデュパプの赤ワインソース トリュフのリゾット 茸のフリカッセ
肩肉の煮込みを添えて
予選以上に白熱した競技審査の中、やはり重要視されたのは味、温度、そして完成度でした。
その後、会場をル・ミディひらまつに移し、表彰式並びに懇親会を実施いたしました。
厳正なる審査の結果、ボキューズ・ドール2019日本代表に選ばれたのは、メゾン・ド・タカ芦屋の髙山 英紀氏です。髙山 英紀氏は2015年度大会に続き、2度目の日本代表となりました。
【左から:ボキューズドールJAPAN会長 浜田 統之氏、髙山 英紀氏、特別審査員 クリストフ・ミュレール氏】
以下、順位です。
優勝:メゾン・ド・タカ芦屋 髙山 英紀氏
2位:Restaurant TOEDA 戸枝 忠孝氏
3位:リーガロイヤルホテル小倉 米田 武史氏
そして、髙山 英紀氏をバックアップする協力なサポートメンバーとして今後行われるアジア大会・フランス本選大会に
向けて今大会の2位、3位の選手と共にチームJAPANを結成。
【チームJAPANメンバー中央:髙山 英紀氏、戸枝 忠孝氏、米田 武史氏】
今後、チームJAPANメンバーは2018年5月8,9日に中国・広州『バイユン・インターナショナル・コンベンション・センター』にて開催されるボキューズ・ドール アジア・パシフィック大陸予選に挑みます。この予選を勝ち進まなければ、フランス本選への出場の切符は手に入りません。更に厳しい戦いが予想されますが、チームJAPAN一丸となり、料理のレベルはもちろん、組織力の底上げをしていきます。
今後のチームJAPANに期待です!